猫砂は、猫トイレと同じく猫にとって凄く重要なアイテムです。
ですが種類が沢山ありすぎて、初めての場合にはとても悩むと思います。
この記事では、数ある猫砂について分かりやすく解説します。
我が家で使っている猫砂に関して、また試した事がある砂についても体験を書きますので、参考にして貰えると嬉しいです。
Contents
どの猫砂を選べば良いか迷う人は種類と特徴を知ろう!
猫のトイレ砂には、『鉱物系』『おから系』『紙系』『木』『シリカゲル』『炭系』など色んな種類があります。
それぞれに、固まる・固まらない、ニオイ付き…細かく分類されます。
が、全てを説明すると情報が膨大になってしまうので、分かりやすいように大枠の特徴や利点・欠点をまとめますね。
因みに、最初にお伝えしておくと、我が家では『木系(ペレット)』の猫砂を使用しています。
猫砂の種類1:鉱物系
THE!猫砂と言えば、鉱物系と言っても過言ではありません。
猫が一番好むトイレ砂です。
鉱物系トイレ砂の特徴
- おしっこでしっかり固まる
- 重量があるため、お店で購入すると持ち帰りが大変
- 猫が砂かけをすると砂塵が舞う
鉱物系の猫砂は、粒が細かくて自然の砂に近いです。
猫砂は、粒子が細かいものほど好んで使用するようになる傾向にあるようです。
商品によって、本物の砂のような形状から小さな筒のような細長い粒のものまで、幅広い種類があります。
鉱物系トイレ砂の捨て方
鉱物系の猫砂は、トイレに流せません。
トイレに流せない場合、燃えるゴミに出すのが一般的です。
ただ、各自治体に処理方法を任せているため、一度確認しましょう。
猫砂の種類2:おから系
おから系のトイレ砂は、その名の通り、おからが原材料になっています。
おからというのは、豆腐を作る時に出る豆乳の搾りかすですよね。
もともと食品なので、安心して使うことが出来ます。
おから系トイレ砂の特徴
- 消臭性に優れている
- 鉱物系ほどではないが、固まり方には定評がある
- お茶が配合されたものもある
- おからが材料な事もあり、食べる猫がいる…
実はうちにも、おから系のトイレ砂を食べてしまう子がいます。
昔やった猫砂のテストで、1週間くらいかな?
試しに、おからの猫砂を使用しました。
おからは食品ですし少量を食べたからと言って大きな害はないのですが、私は食べると分かった時点で使用を中止しました。
トイレ砂としては全く使ってくれなかったのも理由の1つです。
おから系トイレ砂の捨て方
おから系のトイレ砂は、基本的にトイレに流せます。
燃えるゴミに出すのも大丈夫な猫砂です。
猫砂の種類3:紙系
紙系のトイレ砂は、鉱物系の砂と比べると粒がとても大きいです。
とは言え、粒の大きさは商品によって違うので、よく見て選ぶのが良いですね。
おしっこが掛かると色が変わるタイプの砂もあり、そういう種類は、おしっこの色をチェックするのに向いています。
紙系トイレ砂の特徴
- おしっこで固まるが、固まり具合は強くない
- 汚れた砂のカスがポロポロ落ちる
- 重さが軽いため持ち運びやすい
- 猫がトイレ使用後に粒が飛び散ることがある
紙系トイレ砂の捨て方
紙系の猫砂は、トイレにも流せて、燃えるゴミとして出す事もできます。
猫砂の種類4:木系(ペレット)
木系(ペレット)の猫砂には、いくつかの種類があります。
固まるタイプと、固まらずにホロホロと木くず状になるタイプがありますね。
私が使っている木系の猫砂も、固まらない後者のタイプです。
木系(ペレット)トイレ砂の特徴
- 間伐材やリサイクルされた木が原材料のため、環境に優しい
- 木のニオイで消臭効果が高い
- 粒が少し大きめ
- 重さがあるため持ち運びにくい
木系(ペレット)猫砂の捨て方
木系の猫砂の場合、トイレに流せるかは商品によって異なります。
大抵は燃えるゴミとして出して大丈夫なのですが、念のため自治体には確認した方が良いでしょう。
猫砂の種類5:シリカゲル
シリカゲルは湿気取りにとても優れています。
お菓子の袋の中に入っている乾燥剤の中身がそれです。
すのこタイプ、2層式のシステムトイレ向きの砂になります。
シリカゲルで出来た砂がおしっこを吸い込みますが、吸い切れなかった砂がすのこ下のシートに吸収されるような使い方が良いですね。
システムトイレでない場合は、吸い切れなかったおしっこがトイレの底に溜まる事があるので、対策が必要になります。
おしっこを吸収する量が一定を超えると、独特の臭いがするため、その時が替え時です。
シリカゲルのトイレ砂の特徴
- すのこ2段式システムトイレ向き
- 砂の形が丸い玉状になっている
- 重さは軽いため持ち運びやすい
- シリカゲルが舞い上がった砂塵が器官に入ると良くないという話がある
シリカゲルの猫砂の捨て方
シリカゲルの猫砂はトイレには流せません。
基本的には燃えるゴミに出して大丈夫ですが、自治体で対応が違うこともあるので自治体に問い合わせるのが確実です。
猫砂の種類6:炭系
炭系の猫砂は、その名の通り木炭を使った猫砂で、炭の消臭性を利用しています。
消臭・脱臭効果が高い猫砂です。
炭系トイレ砂の特徴
- 粒が細かめで飛び散りが多い
- 消臭効果が高い
- 重量はそこまで重くなく、持ち運びやすい
- 竹や緑茶が配合されたものもある
炭系トイレ砂の捨て方
基本的にトイレには流せないタイプの猫砂です。
燃えるゴミに出しても良いのですが、自治体によって対応が異なる場合もあるため、自分の住んでいる自治体へ問い合わせてみましょう。
猫砂を選ぶ時に重視すべき事とは?猫が好むトイレ砂を探せ
重要なのは、猫の好みです。
基本的には、【砂の粒子が細かめ】【ニオイがない】【固まりが良い】ものが好まれる傾向があります。
それが鉱物系に当てはまることが多いので、鉱物系のトイレ砂が多く選ばれているのです。
猫の好みには個人差がありますが、初めて猫を飼う場合や、迷って決められない時のために、参考にしてみてくださいね。
もし可能であれば、同じ形状のトイレに違うタイプの猫砂を入れるなどして、どの猫砂のトイレを頻繁に使っているかテストするのも有りですね。
我が家のトイレ砂事情を公開します
因みにですが、我が家は留守番時間が多いため、すのこ式2層式タイプのシステムトイレを使っています。
かつて調べた時には、すのこの網目と砂粒の大きさが合わなかったため、鉱物系の猫砂は試した事がありません。
1匹目の猫が我が家に来る前に、おから系の猫砂を使っていたと聞いたので、最初『おから系』と『ひのき系』で試しました(2014年の冬頃)。
シリカゲルと炭系を選ばなかったのは、
- 飛び散りが気になりそうだったこと
- シリカゲルの砂塵が器官に入るとあまりよくないという記事を見たこと
- 炭系は足の裏が黒ずんで汚れることがあるという記事を見たこと
これが理由でした。
で、『おから』系と『ひのき』系をテストした結果…
我が家では『木系(ペレット)』の猫砂を使うことにしました。
一週間試したのですが、おから系猫砂が入っているトイレでは、1度もオシッコもウンチもしなかったんです。
うちに来る前は、それしかなかったから使っていたけど、恐らく『おから』の猫砂と比較した場合『木質(ペレット)』の方が好きだと感じたんでしょうね。
トイレとして使わない上に、食べてしまうという珍事もあり、おから系猫砂の使用は1週間で中止しました。
テストする前は、おからの方が好きなのかもと思っていたので、正直驚いた出来事でした。
試してみて良かったです。
因みにですが…前回テストをしたのは、4年前の話で、2匹目の猫が来る前です。
なので、今(2018年11月)改めて猫砂テスト中だったりします。
テストの結果は、また改めてお伝えするつもりなので、お楽しみに♪
【↓↓↓追記】
まとめ:猫砂は種類が色々あるけど猫に選んでもらうのが一番!
猫砂の種類別に、特徴を解説してきました。
あなたの知りたいことは知れたでしょうか?
特徴を知った上で砂探しの参考になっていれば嬉しいです。
数ある猫砂の中から好みを探すのは大変ですが、猫自身が好きな砂をなるべく選んであげてくださいね。
その後ででも、臭いや飛び散り対策をどうすれば良いのか考えていけば大丈夫ですからね。